点字の豆知識

点字の豆知識 ~バリアフリー社会の実現・賛助に向けて~

点字資料 ダウンロード(PDFファイル)

下記リンクより、弊社制作の「PDF点字資料」の無料ダウンロードが可能です。学習用、点字サイン製作・設置用の資料としてご活用ください。
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  • 完全に知らない人に読んでほしい 点字の超・基本ルール
  • マポレット点字サイン製品群 製作・設置について

点字サインについて

まどか株式会社の点字印刷は『 点字JIS規格T.0921 』第三者機関による監修証明書も発行可能です

独立型点字案内板

独立型点字案内板

コミュニケーションを拡げるツールとしての点字

目の不自由な人にとって点字は読み書きできる文字であり、また様々な情報を得るためのツールでもあります。視聴覚障がい者と健常者の共有できる点字印刷・点字表示は、両者の新しいコミュニケーションを拡げることができます。

まどか株式会社はバリアフリー社会化への実現と賛助に向けて、点字印刷がさらに幅広い視点からご利用いただけるよう努めてまいります。

点字が社会的な必要事項となりつつある

視覚障がい者にとって、歩行の安全と情報の確保は最重要項目です。
施設内外における案内板・表示板・標識などに点字触地図を配することは、社会的な必要事項となりつつあります。
まどかの点字印刷は、UVインクと呼ばれる紫外線硬化樹脂を使った『 UV点字印刷 (マポレット)』のほか樹脂プレス処理を行う『 HGT 』の2つを取り扱っています。

健常者用の案内板・表示板・標識、またカタログなどの紙材にも併用加工が可能であり、押型加工・エッチング加工より短納期で低コストを実現しています。

現在設置されている案内板・表示板・標識には、健常者では図り得ない問題点、不備が現実として存在しています。
ご注文いただいた製品の製作については当社より意見を申し上げることもあるかと思いますが、少しでも『 役立つ正しい標識をつくりたい 』という当社の誠意として受けとめ下さるようお願い致します。

点字表示の基本

点字表示は感覚的に製作・導入されているわけではありません。必ず十分な知識と技術を持った『 専門業者 』よりご導入ください

(1) 表現方法について

文章の場合は、視覚障がい者が触読される点訳物の大きさ(約B5判)をめやすに、箇条書きをなるべく避け (凡例類は除く)わかりやすい文章表現で表示する。触地図(平面図)の場合は、形 をなるべく簡素化し中に入る点字の触読に影響がないような大きさで表示する。
又、点字加工は一定の盛り上がりと、磨滅しない硬度で表示する。

(2) 表示板等の素材について

アクリ・エンビ・シート等に点字加工が可能であるが、健常者も使用する 案内板の場合、スクリーン印刷面に直接点字加工をすると修正が困難となるため、又、印刷面保護を兼ねてスクリーン印刷板(各素材)+UV点字印刷板(透明)の2枚組が理想である。

(3) 表示板等の取付(工法)について

工法については各素材による。取付位置としては軽くひじを曲げて板面に触れることができる高さ(約1400mm)の位置に取付ける。

総合案内板の設置

施設のエントランス等に設置される案内板の設置方法と提案

通常(壁付)の場合

点字表示の表示サイズは、無理なく解読できる範囲(約H400mm×W600mm程度)が良い。点字で各室の名称等を記入し、平面で各室の位置が分るように表示。
又、弱視の方にも分りやすい色調の工夫が必要。

独立型点字案内板

総合案内板だけでなく、1フロアのみを表示する各階案内板も併用して設置する方が良い。視覚障がい者が利用する際、楽なスタイルで解読できることを考えて、取り付けスペースがあるならばスタンド式が理想。

室内案内板の設置

室内/屋内に設置される案内板の設置方法と提案

壁付

工法は各素材による。取り付け位置は、解読中に室内からの扉の開閉によりぶつかる場合があるので、ドアノブ側の側面に取り付ける方が良い。通路に手すりが設置されている場合には、室名表示板と併用して、点字加工をした手すり表示を取り付けるほうが良い。

手すり表示

平行部分が1m50cmをこえる場合は、手すりのはじまり部分にも取り付ける方が良い。手すり表示の記事は金属製であると生地端などで手を切る恐れがありますので、安全面を考えて壁面用シート(例 ベルビアンシート)で設置する方が良い。

エレベーター案内板の設置

エレベーター出入口に設置される案内板の設置方法と提案

通常(壁付)の場合

点字で操作の方法等を記入し、平面で操作ボタンの位置が分る様に表示。又、弱視の方にも分りやすい色調の工夫が必要と思われる。点字表示のサイズは、無理なく解読できる範囲ということで、約H400×W300くらいまでが良い。

スタンド式点字案内板

視覚障がい者が利用する際、楽なスタイルで解読できることを考えて、取り付けスペースがあるならばスタンド式が理想。

お手洗案内板の設置

お手洗に設置される案内板の設置方法と提案

通常(壁付)の場合

点字で各室の様式等を記入し、平面で各室の位置が分かる様に表示。又、弱視の方にも分りやすい色調の工夫が必要と思われる。点字表示のサイズは、無理なく解読できる範囲ということで、約300mmくらいまでが良い。

技術と加工の豆知識

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お問い合わせ

TEL 9:00-17:30(0721)24-7524

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取り扱い製品一覧

  • マポレット 手すり点字シート
  • マポレット 小型点字シール
  • マポレット 実用新案表示パネル
  • アクリル積層表札 Layer
  • Qualia アクリルフォトプレート

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